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ブログの知識

ウェブログを語源とするブログは08年1月末時点で約1,690万サイトがネット上に公開されており、この内約20%は毎月1回以上更新するものと考えられています。

一方、新規開設のハードルが下がったことで、ブログが発信しやすくなった反面、更新されない既設ブログも多く、アクティブなブログは300万前後に過ぎないようです。

自分のブログ記事でも、内容を勝手に変更するとコメントやトラックバックした人に迷惑がかかります。ブログの更新は過去の内容を変更するのではなく、新たな記事を公開するのがマナーです。

ブログの特徴

  1. 最初のページに最新記事が表示され、更新部分が分かりやすく編集も簡単である
  2. 記事毎にコメント欄があるので、内容の流れが分かりやすい
  3. ブログはSEOに有利なので、更新情報が早く検索できる
  4. 相互リンクが簡単なので、関連情報が拡散しやすい
  5. サイズや枚数に制限はあるが画像も掲載できる
  6. ブログ内のキーワード検索ができる
  7. 閲覧制限が可能なので、会員だけの特別キャンペーンなどを告知できる
  8. アクセス解析をすることによって興味ある記事や時間帯などを確認できる
  9. カレンダーの日付部分をクリックするとその日の記事が読める
  10. 過去記事は自分で決めたカテゴリ別に分類保存できる
  11. 毎日作成すると年間で膨大なページになり、検索エンジンの評価が上がりやすい

このようにブログの基本構造は極めて簡素であり、HTMLやFTPなどの特別な知識を必要とせず、電子掲示板に書き込む感覚で、簡単に作成公開できる利点があります。

デザインはテンプレートから選択するなどの制約があり、HTMLと同質の表現はできませんが、有料版は相応のカスタマイズが可能で、商用利用できる利点があります。

ただし、記事に関係ないコメントを書き込まれたり、広告目的のリンクを大量に貼られたりすることがあるので、これらを放置せず、こまめなチェックが大切です。

ブログ情報の利用法

ブログは消費者の口コミ情報の収集ツールとしてSEOにも利用されます。一般にプログの話題は生活密着型の商品が多く、マーケティングに活用するお店があります。

ブログの言葉がどう評価されているのか時系列にランキングするkizasi.jpや膨大なブログ記事を対象に最短約1分前の書き込みまで探せるYahoo!ブログ検索は言葉の検索結果だけでなく、その注目度の推移を折れ線グラフで表示する特色があります。

ブログの機能

簡単操作で自動更新

管理画面からログインし、新規投稿でタイトルと記事の記入後に所定ボタンをクリックするだけです。画像配置のほかに事前にカテゴリーを決めれば、自動的にカテゴリー別や月別の整理ができます。

トラックバック

自分のブログ記事を相手のブログにリンクした場合、その相手ブログへ自動通知する機能を言います。トラックバックは自動的に相手ブログへ自分のブログが逆リンクされることになるので、お互いのブログ間の交流が促進され、アクセス増が期待できます。

コメント

ブログには記事の下に電子掲示板のようにコメント記入できる欄があります。これを読んだら直ちに感想を書き込めるので、訪問者との交流が期待できる効果があります。

パーマネントリンク

パーマネントリンクはページではなく、ブログの記事に対して与えられる常設のURLで、基本は永久に変化しないことから、リンク切れの不安を感じることなく、後からいつでもその記事を閲覧できます。

RSS

ブログには、記事の投稿や更新情報をPingサーバーに自動通知する機能があります。このPingサーバーはブログの更新情報を整理して配信するもので、配信形式にRSS1.0RSS2.0、ATOMなどがあります。

この自動配信機能で更新ブログのタイトル名とリンク先を閲覧できますが、更新リストだけでは、自分の関心ある記事が分からない場合があるので、キーワードで入力検索できるGoogleYahoo!などのブログ検索を利用します。

ブログ検索のTechnorati JAPANは検索のキーワードや"http://www."を省略したURL入力で、キーワードやURLにリンクが貼られた最新の全ブログを閲覧できます。通常のブログはブラウザの「お気に入り」のような登録で更新情報を効率的にチェックできるRSSに対応しています。

なお、ニュースサイトの最新記事を自動収集し、更新ヘッドラインを一覧できるRSSリーダーもありますが、次のフリーソフト以外にシェアソフトが多数あります。

型 式 フリーソフト 備 考
ソフト型 Headline-Reader ソフトインストール後に起動が必要
サーバー型 DRECOM BlogBlogリーダーPLAYON
手書きブログ
外出先からの利用が可能
ブラウザ型 IE8RSSGateOperaFireFOXfeedpath ブラウザ機能と一体型で便利

モブログ

カメラ付き携帯電話からのモブログは外出中にも投稿できるので、即応性の高いブログ投稿が可能ですが、ASPの提供サービスは携帯から投稿ができないパソコン専用に制限されてる場合があります。

ポッドキャスティング配信

ポッドキャスティングはブログに音声や動画データを指定されたサーバーにアップロードし、ウェブ上に公開することを言います。

ブログの導入

商用ブログの開設は有料である場合が大多数です。最初はブログの特徴や機能を習熟するため、開設が無料のASPのブログサービスをお奨めします。

ASPのブログサービス

プロバイダ系 ポータル系 独立系
ココログ goo BLOG はてなダイアリ
WebryBlog livedoorBlog FC2ブログ
ブログ人 wordpress.com ヤプログ
LOVELOG Exciteブログ Seesaaブログ
So-netBlog Yahoo!ブログ Amebaブログ

ココログ、ブログ人、LOVELOGの有償オプションはサーバー容量に余裕があり、商用と独自ドメインが利用できる利点があります。複合型の無料サービスを提供する楽天ブログJUGEMでもブログを開設できます。

また、事例としてご紹介する自治体運営初の地域密着型ブログである村ぶろは紀州、熊野地域の情報総合サイトとしての役割に加え、地域産品や自宅栽培の農作物などの販売サイトへ誘導できる仕組みになっています。

ブログツールのインストール

独自ドメインの使用やインターネット上からデザイン変更が容易なブログツールをサーバーにインストールする方法です。これはレンタルサーバーの利用できるデータベースの環境によっては、利用できない場合があるので注意が必要です。

テンプレートの選択により全体デザインを容易に変更できるなど、省力化に役立つツールとして多くのISPCMSツールを活用した「簡単ホームページ作成」と言ったサービスを用意していますが、自社独自のCMSを開発しているWeb制作会社もあります。

代表的なCMSツールにMovableTypea-blogCMS Designerなどがあり、非商用の個人を除き、これらの商用利用は有償ですが、MovableTypeのGPLライセンス版であるMTOSWordPressと同様にPHPとMySQLによって構築されるビジネスブログで、商用利用も無料なうえ、無料テンプレートの配布サイトが多いのが特徴です。

また、WordPressは進化が早く、書籍やウェブ上で解説されるリファレンス、カスタマイズ、プラグインなどの情報はバージョンが違うと使用できないことがあるので、公式オンラインマニュアルのWordPress Codexなどでチェックが必要です。

なお、フリーCMSのXOOPSCubeDrupalNucleusなどもブログやウェブサイトの構築に利用されていますが、無料版ではMTOSやWordPressが携帯サイトにも対応していることから普及しているようです。

RSS対応サイト

HTMLで作成したファイルはRSS自動作成ソフトを利用し、RSSの対応サイトにできます。作成RSSファイルのURLを入力すると構文チェックのできるfeedAnalyzerは確認用に利用します。

Ping送信可能なRSSに対応したページはタイトルや概要、アドレスなどがPingサーバーに登録され、ブログ検索専用サイトでも、更新ページが検索できるようになります。

RSSファイルを作成配信できるFumyRSS & AtomMakerは更新ファイルを更新時刻順にファイルの内容からタイトルや概要を自動抽出することができますが、同様のフリーウェアーにRSSエディタのHeadline-Editorなどがあります。

これらは指定フォルダ以下の全ファイルを更新時刻順にタイトルや概要を自動抽出するため、最初の設定以降は編集することもなく、RSSファイルを自動的に作成し、そのままFTP機能でサーバ転送が可能です。

HTMLファイルのheadタグ内に以下のように記述すると、RSS対応ページであることがブラウザに認識されます。そのため、これらの記述はトップページのみならず、全ページに記述する必要があります。

RSSに対応するページはFirefoxがウインドウ画面の右下、IE8は右上にロゴマークが表示されます。なお、これらのxmlファイルは見ずらいため、xslファイルを利用して整形しますが、HTMLファイルのRSS2.0説明ページを自動作成するRSSアイコン2.0を利用することもできます。

【事例】RSS 新着情報

<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="RSS2.0" href="http://2tails.net/*****/rss20.xml">
ソーシャル・ネットワーキング・サービス

コミュニティ型ブログのSNSは次のような固有の分野や目的別、地域別に特化したものがありますが、実名登録のFacebookはニュースレターとコミュニケーションツールを融合した機能があります。

顧客やファンとの親密な関係を強化する目的で無印良品、H.I.S、ローソン、ユニクロなど有名企業の他に武雄市役所がFacebookページを開設していますが、ページの作成は団体、会社、有名人、バンドなどの正式な代理人に限られています。

無料のFacebookページ開設はファンである顧客にショッピング、ゲーム、カスタマー・サポートなどの機能を提供し、顧客満足度をより効果的に高めることができます。

ユーザーはFacebookページの「いいね」ボタンを押すことで「ファン」登録ができ、そのFacebookページに関する情報をホーム画面で閲覧することができます。

この「いいね」は取り消すこともできますが、Facebookの使用方法や関連情報などについては、公認ナビゲーションサイトのFacebook naviをお薦めします。

Facebook アメリカ発の世界最大の実名登録SNS
Google+プロジェクト 独自の共有概念を実装したGoogle社のSNS
mixi 株式会社ミクシィ
GREE グリー株式会社
Yahoo! DAYS ヤフー株式会社
MySpace マイスペース株式会社(ソフトバンクの系列会社)
PETST 株式会社ペットファースト(千趣会の100%子会社)
only1.be トレンダーズ株式会社
ごろっとやっちろ 熊本県八代市

SNS構築ツールの導入

SNSは個人情報の提供者のみが参加できる閉鎖的なサークルなので、会社のグループ内での情報共有化や業務連絡などの他、顧客限定情報の発信にも利用されます。

例えば、オープンソースのSNS構築ツールを提供する無料のOpenPNEGroupTube はSNSの独自構築が可能です。

SNSの商用利用は信頼性の高い人的ネットワークを通じ、顧客の発信情報を蓄積できる利点があるので、最初はお店のPRを前面に出さず、情報の傾向分析やファン拡大に努め、購買額や趣味、年代などの客層別に分化し、それぞれに特典を付加するのが効果的です。

SNSの招待は部屋の鍵を渡すのと同程度の信頼関係が必要である点を理解すべきです。招待後は相応の理由がないと規約による強制退会が難しく、パスワードの一方的な拒否もできません。そのため、招待の基準資格は十分配慮する必要があります。

Twitterの知識

メールやブログと同様にコミュニケーションツールとして提供されているウェブサービスにミニブログ的なTwitterがあります。メールやチャットのようでありながら、最大140文字の短文で「つぶやき」と呼ばれる独り言を投稿する形式になっています。

ユーザー登録すると専用のログインページが提供され、特に目的もなく、相手を意識しない状況から書き込みする仕組みなので、自分の都合のよい時に投稿できます。

SNSは友人や知人間で承認した関係内の対称型コミュニケーションであるのに対し、Twitterは自分一人が一方的に発信する非対称型のコミュニケーションツールと言えます。一方通行である反面、ある人の情報を見たい場合はフォローすればよく、フォローされた人はフォロー返しの必要はありません。

RSSリーダーのように、自分の読みたいものを選択できる気楽なコミュニケーションが特徴のTwitterはFollowと呼ばれる他のユーザーを継続的にウオッチングし、「つぶやき」を自動受信する機能があります。

この Followを行うと他のユーザーの発言をタイムラインに表示できるので、フォロワーが増加すれば、自分に興味を持つ人の発言が次々と投稿されるようになります。

【使用例】快食.COMxiaohei34、リンクを多用した速報やニュースを提供するasahi

また、自分が許可した人だけに閲覧させることもできますが、個別の投稿に返信をすることや他のユーザーもこれらの発言内容を見ることができるので、そこから自然発生的に話題の内容が広がります。

ツィッターの利用法

ツィッターの特性を利用した情報提供やコミュニケーションのツールとして有名人も発信しており、情報収集にも利用されています。フォローする人が多ければ多いほど、注目度や伝播力も高く影響力があると言えます。

  • 情報発信機能
    自分のサイト(ブログ)の更新情報や意見、疑問、感想、話題などを提供することで自分に関心を持たせることができる。
  • 情報収集機能
    新鮮な情報を発信するユーザーも多く「つぶやき」を検索することで、何が話題となっているのか、何を考えているのかを知ることができる。
  • コミュニケーション機能
    フォローとの対話が簡単にできるので、これらを利用したチャットや友達の輪を広げ、サークルを結成したりすることができる。
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